矯正歯科

歯並びを整えるのは、心と体のため――

  • 矯正治療のメリット
  • 乱れた歯並びの種類
  • 当院の矯正治療
  • 治療の流れ
  • 症例紹介

歯並びを整えることは健康への第一歩

あなたの歯並びは正常ですか? 歯並びが気になっていませんか? 歯並びが乱れていると、見た目が気になるのはもちろん、体のさまざまな部分に悪影響が出てしまいます。そんな方には、矯正治療をおすすめします。

矯正治療と言うと「費用・治療期間がかかる」「矯正器具が目立つ」などといったイメージがあり、敬遠する方も少なくありません。しかし、近年では、治療方法にも目立たないものや比較的お手軽なものも開発され、徐々に身近になってきています。また、見た目がよくなることのほかにメリットはたくさんあります。

歯並びを整えることは、費用や期間に変えられない、とても大事なことです。矯正治療について見直し、歯並びを整えることの重要さを考えてみましょう。

矯正治療のメリット

[1]むし歯や歯周病にかかりにくくなる

食べカスが溜まりにくくなり、ブラッシングもしやすくなるため、口腔内が清潔に保てます。それによって口臭も軽減されます。

[2]食べ物がよく噛める

噛み合わせが整うことで物が噛みやすくなり、食事を楽しめます。また、食べ物をしっかり噛み砕けることで胃腸への負担も軽くなり、さらに噛むことが脳の働きを活発にするとも言われています。

[3]コンプレックスが解消される

歯並びが気になっていると、口を大きく開けることをためらうものです。歯並びが整えば、笑いたいときに思い切り笑えるようになり、自分の気持ちが明るくなるだけでなく、周囲の人にもよい印象を与えます。

[4]体への負担が軽減される

歯並びが整うことで、顎の関節の痛みのほか、片頭痛や肩こりなどの症状が軽減される傾向があります。

不正咬合(乱れた歯並び)の種類

すきっ歯/空隙歯列
歯の大きさと比較して顎の骨格が大きかったり、また歯の大きさが小さかったりする場合に起こる歯並びです。歯と歯の間にすき間があります。
過蓋咬合
上顎が下顎を大きく覆ってしまっている歯並びです。上下の噛み合わせがとても深くなっています。
開咬
奥歯を噛み合わせても、上下の前歯が噛み合わない歯並びです。空気がもれやすいため、発音に問題が生じることがあります。
交叉咬合
奥歯の噛み合わせが上下で逆になってしまっている歯並びです。顎がずれている場合と、歯の生え方がずれている場合があります。
上下顎前突
前歯が上下ともに、前方に突出している歯並びです。唇と歯の距離が近過ぎるため、唇を切りやすい傾向があります。
上顎前突
上の前歯が前方に突出している、いわゆる「出っ歯」と呼ばれる歯並びです。見た目がコンプレックスになることが多くあります。
叢生
歯がでこぼこに生えている歯並びです。ブラッシングしても歯ブラシが届きにくい部分が多く、口腔内が不衛生になってしまいがちです。
反対咬合
下の歯が前方に突出している、いわゆる「受け口」と呼ばれる歯並びです。子供のうちに矯正治療を行い、骨格を正すことができれば、顔貌の成長を促すことができます。
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森谷歯科医院の矯正治療

床矯正

床矯正

歯を抜かずに、顎を広げて歯がきちんと並べるスペースをつくることで、歯並びを整える治療です。取り外し可能な器具を使って、徐々に顎を広げていきます。

機能的矯正

床矯正と同じく歯を抜かないことを前提とし、取り外せる器具を使って行う矯正治療です。床矯正と違う点としては、唇や舌、顎などを動かす筋肉を活性化し、筋機能のバランスをその人に合った形で整えることを目的としていることです。治療には期間を要しますが、その分後戻りしにくいというメリットがあります。

【小さいお子さまの機能的矯正~T4K~】
「T4K」とは、顎の内側にはめる取り外し可能な装置です。お子さまの前歯が4本生え揃う頃に使うことで、呼吸や舌、顎などの筋肉を正しい成長に導く効果があります。

表側矯正

表側矯正

矯正治療の中でもポピュラーな治療で、歯の表面にブラケットと呼ばれる装置を取りつけ、そこにワイヤーを通して歯並びを少しずつ整えていく方法です。従来のブラケットは金属でできていたため目立っていましたが、近年では歯の色に近いプラスチック製やセラミック製のものなど、目立ちにくいものも出ています。

裏側矯正

裏側矯正

ブラケットやワイヤーを歯の裏側に取りつける、目立ちにくい矯正方法です。見た目にはメリットがありますが、器具が舌に触ることで比較的違和感が強かったり、治療期間が長くなったりするといったデメリットもあります。

【ワンランク上の裏側矯正~インコグニート~】
インコグニートとは、一般的な裏側矯正のデメリットを払拭し、確実な治療を可能にした方法です。患者さまごとに歯並びを計測してから、コンピュータ上で矯正装置を設計。形状も薄くつくることができるため、精度が高く違和感も軽減されます。また、歯の裏側を広く覆う形状のため、治療中のむし歯リスクも減少するなど、メリットの多い治療法です。

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治療の流れ

カウンセリング

現在のお悩みや治療へのご要望を伺った上で、患者さまの口腔内を診察します。
※初回カウンセリングは無料です。

各種検査

むし歯や歯周病のチェックのほか、顎の骨の検査、レントゲン撮影などを行います。

治療計画

各種検査の結果と患者さまのご要望をふまえて立案した治療計画をご説明します。治療期間や費用のことなど、丁寧にお話ししていきますので、ご不明な点などがありましたらお気軽におたずねください。
※ご職業がスポーツ関係の方や、管楽器を演奏される方などは、器具が当たらないようにするマウスピースが必要になります。また受験前の学生さんなども、事前にご相談ください。

矯正装置装着

矯正装置を歯に取りつけ、歯並びを徐々に整えていきます。月に一度を目安にご来院いただき、噛み合わせや装置の定期的なチェックを行っていきます。

保定装置装着(1年程度)

歯並びの矯正が完了したら、次は歯並びの後戻りを防ぎ安定させるために、保定装置を装着します。3ヶ月に一度を目安にご来院いただき、経過を観察します。

メインテナンス

歯並びがきれいになっても、むし歯や歯周病になってしまっては大変です。当院では定期検診でのメインテナンスを継続し、患者さまの口腔内の健康維持・向上に努めます。
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治療例紹介

CASE 下顎前突(かがくぜんとつ)

治療前

治療前

治療後

治療後

CASE 開咬(かいこう)

治療前

治療後

CASE 叢生(そうせい)

治療前

治療後

CASE 上顎前突(じょうがくぜんとつ)

治療前

治療後